外資系投資銀行の現場 改訂版



外資系投資銀行の現場 改訂版

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参考価格:¥ 2,730 (消費税込)


少し難しいですがいい本だと思います。
少し難しい本だと思いますが、よく読むと勉強になります。
投資銀行のことを専門的に勉強するには絶対に読まなければならない1冊だと思います。

外資系投資銀行の業務全般を知りたい人には良書か
タイトル通り外資系投資銀行の現場がテーマです。業務全般を浅く広く描写しているので、就職活動で外資系投資銀行について勉強される方には良書だと感じました。この本の特徴の一つに、詳しい説明は企業HPや海外文献から引用している、という点があります。単語の解説や和訳は載っているのですが、英語や金融専門単語に慣れていない人は読むのに時間がかかります(汗)英語の勉強にはなるんですがね。

各章は以下の通りです。

第1章 激変する金融業界
第2章 アングロサクソン型コーポレートガバナンス
第3章 外資系投資銀行で働く
第4章 リスクとリターン
第5章 M&A
第6章 証券化
第7章 デリバティブ

第1章、第2章では邦銀の護送船団方式の終焉とこれからの投資銀行のあり方について述べられています。第3章では各部門の業務について簡単な説明。第4章では金融リスクの説明とその計量化(VaR)などの説明。第5章ではM&Aの動向やプロセス、DCF法、プライベート・エクイティについて、第6章では最近市場が拡大してきた証券化商品について。サブプライム問題で一躍有名になった住宅ローンの証券化商品(MBS)もここで説明されています。最後に第7章ではスワップやオプションなどのデリバティブについて。デリバティブについては簡単な説明だけで詳しい式や解説などは載っていません。イメージを掴む程度の記述でした。

外資系投資銀行の実態を伝えるならもっとコンパクトに要点だけまとめる事ができると思うのですが、業務全般を広く浅く説明しているという点を評価できるなら読む価値はあると思います。投資銀行に就職を考えている人にはオススメです。

外資系投資銀行から見た日本の金融再編
この本は大きく分けて3つの構成に分かれていると思います。

まず最初は、外資系投資銀行から見た日本の金融再編です。アメリカ等の規制緩和や金融界のM&Aをモデルにしながら日本の金融界がどのように再編されてゆくのか、UFJHとMTFGの合併の実例なども踏まえながら、投資銀行の視点を通して金融界再編全体像が見えるように非常にわかり易く書いてあります。

ふたつ目は、あまり素人にはなじみのない実際の投資銀行がどのような組織の関係で成り立っているのかが詳細に書かれてあります。外資系投資銀行の組織図とその役割の全体像を理解するには大変よくかかれてありますが、その現場の空気が伝わるような筆者の体験談などは皆無です。外資系金融機関の空気を感じるのであれば、ポール スタイルズの「さよならメリルリンチ」などがよいのではないでしょうか。

最後に、外資系投資銀行の業務であるM&AやVARに基づいた投資戦略などが綴られています。VARの説明などは理論の説明に跳躍が多く、また具体的にどのように現場の人間の判断に生かされているのか記述が不十分で不満の残る内容でした。またM&Aについては筆者の経験談がなく一般論に終始しているように思われます。M&Aに関してはやはり、実際のM&A経験がある辣腕企業弁護士が書いた「ビッグ ディール」のような本で理解したほうがよいと思います。

内容の後半部分にはかなりの不満が残りますが、前半の投資銀行の視点から見た日本の金融界の再編の部分などは非常に良著だと思います。




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